ネタバレ感想・考察

劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song(映画)のネタバレあらすじ結末をラストまで!感想・口コミも

劇場版アニメの三部作として描かれる映画「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」(通称・桜ルート)の最終作、『Ⅲ.spring song』が2020年8月15日から公開されています!

 

▼この記事でわかること

  • 映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレあらすじ
  • 映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のレビュー感想・口コミ



映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』の作品情報

 

『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』

  • 原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
  • アニメーション制作:ufotable
  • 公開年:2020年
  • 上映時間:122分



映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレあらすじ(ストーリー)

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のあらすじ

衛宮士郎は、間桐桜を守り、万能の願望機である「聖杯」をめぐる戦いである「聖杯戦争」の終結を狙い、遠坂凛と一緒に激しい戦いをしていました。

その一方、闘争に真実を知っているイリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、運命と向き合いますが、間桐家の当主である、間桐臓硯は桜を利用して、自らの悲願である不老不死を達成しようと狙っていました。

激しい風に抗い、運命に挑む少年・衛宮士郎の願いは叶うのか、間桐桜を助けることができるのか。

聖杯戦争、最後の戦いの幕開けです。

 

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレあらすじ(ラスト・結末まで)

※ネタバレを含みます

間桐臓硯と桜のところに真アサシンが戻ってきますが、覚醒しつつある桜に倒され、さらに桜の体内に寄生していた間桐臓硯も桜に握りつぶされます。

士郎と凛、ライダーの一行は、桜がいる洞窟へ向かいましたが、洞窟の途中でセイバーオルタ(呪いを全身に受けて黒化したセイバー)がやってきます。

セイバーオルタは凛のみ通行させますが、士郎とライダーを通しません。

そして、ライダーとセイバーオルタの戦いが始まり、ライダーと士郎の連携した攻撃でセイバーオルタを消滅させます。

一方、桜は凛に攻撃を仕掛けますが、宝石剣ゼルレッチを持つ凛には太刀打ちできませんでした。

しかし、幼き頃に別れた妹である桜の心の内を聞いた凛は桜にとどめをさすことができず、桜の攻撃により倒れます。

後に士郎がやってくるのですが、桜は自身を制御することができなくなっていて、桜の意思に反して影が士郎への攻撃を始めます。

桜は士郎に逃げるように言いますが、士郎は影を攻撃し消滅させます。

士郎はライダーに凛と桜のことを託し大聖杯へ向かうと言峰が待ち受けていました。

言峰は、アンリマユの誕生が目的で、アンリマユの消滅を目的とする士郎と闘いますが、結果士郎が勝利します。

士郎は、大聖杯にたどり着きアンリマユの消滅を試みますが、天のドレスを纏ったイリヤスフィールがやってきて、ヘヴンズ・フィールを発動させて士郎を救います。

士郎の体は無くなってしまいましたが、ヘヴンズ・フィールにより魂が残ったため、人形に士郎の魂が入れられて士郎は復活しました。

そして、士郎と桜の新生活が始まりました。



映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のレビュー・感想

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレレビュー①

※ネタバレを含みます

 5.0

はじめに、この映画の見どころを紹介していきます。

まず、士郎がバーサーカーと戦闘する場面です。

圧倒的な強さを誇るバーサーカーに対し、士郎はアーチャーの腕を解放し、バーサーカーと同じ武器を錬成しぶつかり合うシーンは圧巻で感動すら覚えました。

次に、士郎とイリヤのやり取りです。

第4のヒロインといっても過言ではないイリヤの魅力が存分に発揮され、イリヤルートを見ることができます。

そして、ライダーの活躍です。

他のシリーズでは目立った活躍がなく、あまりスポットが当たらないライダーですが、士郎とともに主人公並の大活躍を見せます。

ライダー好きの人は絶対に見に行くべき価値があります。

士郎とライダーの共闘や圧倒的火力を誇るセイバーオルタとの戦闘は、映画だからこその衝撃を受けること間違いないです。

凛と桜の戦闘も見逃せません。

全く異なる道を歩んできた姉妹の心によるぶつかり合いや、凛の桜に対する愛はとても心に響きました。

ここでも凛のツンデレ全開です。

言峰と士郎の共闘も、ライバルとの共闘という意味でとても熱いものを感じました。

この映画は特に戦闘が素晴らしく、どの戦闘も甲乙をつけがたい内容となっています。

最後の士郎と言峰の両者満身創痍での殴り合いも泥臭く他の戦闘とは異なった味を出していて、決戦と呼ぶにふさわしいものとなっています。

最終的に、イリヤが自らの魂を犠牲にすることで士郎を死から救い、人形の体で士郎は復活することができました。

イリヤが生き残れなかったことはとても残念でしたが、桜、士郎、凛、ライダーで春を迎えることができたというグッドエンドを迎えることができました。

これまでの絶望的な過去からは想像もできない、円満な終結には、映画館で見ることができてよかったと思うこと間違いありません。(20代男性)

 

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレレビュー②

※ネタバレを含みます

 5.0

劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]の最終章ということで、凛と桜の迫力のある姉妹喧嘩から、聖杯戦争がおわり再び姉妹として歩み始めた二人の時間の流れの描写がとても印象に残りました。

映像と音楽のみで描写された終盤のそのシーンは会話がない分、見る人の想像や考察に委ねられる部分が多いです。

そもそも凛と桜の二人はなぜ世界中を巡っていたのか?何を探していたのか?

そして最後に登場した士郎は映画を見てきた人たちが今まで見てきた士郎と同一人物なのか?と謎がいっぱいです。

ぜひ、劇場でそのシーンを見て一緒に考えてみてもらいたいです!(20代女性)

 

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレレビュー③

※ネタバレを含みます

 5.0

長年映像化を待ち望まれていたHeaven’s Feelの最終章は、映像面・シナリオ面共にファンを満足させるものでした。

衛宮士郎VSバーサーカー・ライダーVSセイバーはどうやって相手を打倒するのか、手に汗を握って観ていました。

またこれまでスポットの当たって来なかった言峰綺礼という男の在り方にも触れられ、その難解なキャラクター像には感心させられました。

最後の戦いとなる衛宮士郎VS言峰綺礼はこれまでの魔術を使った華々しいものではなく、自身の執念による殴り合いというのもHeaven’s Feelという物語にふさわしい演出でした。

ラストシーンからスタッフロールに入るとき「あぁ、良い終わりだった」と心から言える作品です。(20代男性)

 

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』のネタバレレビュー④

※ネタバレを含みます

 4.0

士郎は無銘の守護者「エミヤ」となる……というのが別ルートでのエンディングですが、今回士郎はエミヤになることはありません。

衛宮切嗣の遺志を継ぎ、正義の味方を志していた士郎ですが、切嗣の正義の味方のあり方である「多数を救うために少数を切り捨てること」を行うと、今回のヒロイン、桜を救うことができません。

何故なら桜は「少数」だからです。捨て置かれるべき邪悪だからです。

ですが士郎は桜を見捨てることができず、「生きて償え」と言い、桜を生かすことで、自分の意思で自分のこれまでの生き方である、「正義の味方」を否定します。

正義の味方として戦う士郎ではなく、桜のためだけの士郎になったのです。

私はヘブンズフィールという作品を通して、桜はわがままをまき散らす子供だという印象を受けました。

つらい境遇にあったのは確かです。自分だけが恵まれていない、不幸だと思う夜があったことは想像に難くありません。

ですが、それは事実もあれど、行き過ぎた被害妄想が含まれていたことも事実です。

現に、桜が恵まれていると思っていた姉の凜は、非常に苦しい試練や苦難を超えて、今日まで生きてきたからです。とんだわがままです。

自分だけが不幸だなんてことはない、凜も作中で同じようなことを言い、桜の説得を試みます。

ですが、士郎も凜も、そうはわかっていても桜を救いたいと願ったのが本作品の結論なのではないでしょうか。

戦いが終わった後、凜も結局、魔術の研鑽をするという自身の生き方を捨て、桜が幸せになる手伝いをしてくれます。

このルートははっきり言うと、桜しか願いを果たせないルートです。わがままで多くの人を不幸にします。

それでも、桜が最後幸せだと、桜の木の下で笑うのです。

凜も士郎もこの笑顔が見たかった。たったそれだけのために、この壮大なルートは存在しています。

どんな形でも生きていたい? とイリヤが問いかける場面があります。それに士郎は応えます。

このルートは、桜ルートでありながら、士郎が「正義の味方」という崇高な願いから外れ、人間として、衛宮士郎として生き方を選んだ物語であるのでしょう。

そのルートがよかったという賛否両論はあるかと思いますが、本編において衛宮士郎が選んだ運命「Fate」を見届ける本作品は、他のルートに負けず劣らずの良作であると言えるでしょう。

 



映画『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] III. spring song]』はどんな人におすすめしたい映画ですか?

  • Fateファンや士郎、凛、イリヤ、ライダー、桜が好きな人
  • これまでにFateシリーズに触れてきたことのあるすべての方
  • Fateシリーズの長年追いかけてきた人
  • 人の葛藤や割り切れない思いがテーマの作品が好きな方

 

凜やセイバーのファンは、”今回は彼女たちは活躍しないから”との理由で敬遠しているかもしれませんが、

この桜ルートだからこそ感じられる「士郎と彼女たちとの絆や生き方」を見ることができます!

 

映画『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] III. spring song]』が好きな人におすすめの映画は?

  • Fateシリーズの作品
  • 劇場版 空の境界
  • アンドリューNDR114
  • Vフォー・ヴェンデッタ
  • バットマン・ビギンズ

 

映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』の口コミ

https://twitter.com/IgKsFkneRLp0a1T/status/1305088672539107328

https://twitter.com/4_h5y/status/1305098716567674882

 

「戦闘シーンが凄く良い」、「作画が凄い」、「特に、黒セイバーVSライダーの迫力がやばすぎる」などの口コミがありました!




Fate/stay night(テレビアニメ)を無料で観る方法は?

2020年8月に公開された『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』は桜ルートです。

 

過去には、「Fate/stay night」のセイバールート凛ルートのテレビアニメが放送されていました。

 

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▼Fate/stay night 全24話/2006年(見放題)

こちらがセイバールートです!

 

▼Fate/stay night[UNLIMITED BLADE WORKS]全24話/2015年(見放題)

こちらが凛ルートです!

 

また、「Fate stay/nigh」の一つ前のストーリーの「Fate Zero」も全話無料視聴可能です。

 

▼Fate Zero全25話/2011年(見放題)

Fate/stay nightの一つ前の聖杯戦争のお話。

衛宮士郎の育ての父・衛宮切嗣がキーパーソンとなっています。

 

パラレルワールドのようなFate stay/nightシリーズ。

 

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まとめ

劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song(映画)のネタバレあらすじ結末をラストまで!感想・口コミも!と題し紹介させて頂きました。

 

大人気アニメ三部作の最終作品、戦闘シーンが迫力ありそうです!ぜひ見に行ってみてくださいね。